格安SIMへの乗り換えって難しい?選び方や手順を丁寧に解説
格安SIMに興味があるものの、乗り換えの経験がなく、なかなか踏み出せないという方は多いのではないでしょうか。これまで大手通信事業者を利用してきた方にとって、なじみのない格安SIMへの切り替えは、ハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、実は手順さえ覚えてしまえば乗り換えは簡単にできるのです。
この記事では、初めて格安SIMへの乗り換えを検討している方に向けて、格安SIMに関する基本的な知識から選び方、切り替える手順などを詳しく解説します。
格安SIMとは?
格安SIMとは、ドコモ、SoftBank、auといった大手通信事業者(MNO)が持つ通信設備を借り受けた通信事業者(MVNO)が提供するSIMカードのことをさします。格安SIMを提供する事業者(MVNO)は、大手通信事業者(MNO)から通信回線を借りて通信サービスを提供しているため、基地局の増設やメンテナンスの費用がかかりません。その結果、大手通信会社(MNO)に比べて基本料金を安く抑えることができるのです。
料金が格安と聞くと、通信エリアや通信速度、安定性を気にする方もいるのではないでしょうか。実際、その点については心配いりません。格安SIMを提供する事業者(MVNO)は、大手通信事業者(MNO)の通信回線を借りてサービスを提供しています。そのため、格安SIMを提供する事業者(MVNO)でも、大手通信事業者(MNO)と同等の通信エリア品質で利用可能です。なお、通信速度は借り受けている通信回線の大きさや利用者数によっても影響されるため、格安SIMを提供する事業者(MVNO)ごとで事情が異なります。
格安SIM事業者 | 大手通信事業者 | |
---|---|---|
呼称 | MVNO(Mobile Virtual Network Operator) | MNO(Mobile Network Operator) |
通信設備 | 大手通信事業者(MNO)の 通信設備を借りている |
自前での通信設備を 保有している |
事業者(一例) | LIBMO(リブモ)など | NTTドコモ、au、SoftBankなど |
格安SIMについて詳しくはこちらをご覧ください。
難しくない!格安SIMへの乗り換え手順
格安SIMに乗り換える際に必要な手順は次の通りです。
- 1. MNP予約番号を発行
- 2. 本人確認書類や支払いに必要な情報を揃える
- 3. ウェブサイトもしくは店舗で申込む
- 4. 使用するスマホ端を設定する
どの手順も難しい操作は必要ありません。それぞれ詳しくご紹介します。
MNP予約番号を発行
MNP予約番号は、現在利用している通信事業者から発行してもらう10桁の番号のことです。通信事業者を変更する際にMNP予約番号を伝えることで、使用中の携帯電話番号をそのまま引き継ぐことができます。MNPの手続きはどの通信業者も基本的に2ステップのみ。最初に、既契約の通信業者で「MNP予約番号の発行手続き」を行い、MNP予約番号を取得した後にMNP乗り換え先の通信業者で契約をして完了です。
主要通信事業者のMNP予約番号発行受付ページは、以下の通りです。
SoftBank
My SoftBankより24時間受付可能
電話、店頭でも可能
MNP予約番号の発行についてはこちらをご覧ください。
au
My auより24時間受付可能
電話、店頭でも可能
MNP予約番号の発行についてはこちらをご覧ください。
docomo
My docomoから24時間受付可能
電話、店頭でも可能
MNP予約番号の発行についてはこちらをご覧ください。
楽天モバイル
my 楽天モバイルから24時間受付可能
MNP予約番号の発行についてはこちらをご覧ください。
MNP予約番号には、発行日を含めて15日間の有効期限が設けられています。有効期限を過ぎると無効になってしまうため、発行後はなるべく早めに乗り換え先での手続きを進めるようにしましょう。
本人確認書類や支払いに必要な情報を揃える
格安SIMを契約するためには、本人確認書類や料金の支払いに関する情報が必要になります。
本人確認書類として認められる主な書類は、以下のとおりです。
- ・運転免許証
- ・マイナンバーカード
- ・パスポート(2020年2月4日以降申請パスポートの場合、補助書類が追加で必要)
- ・障害者手帳
- ・健康保険被保険者証
- ・外国人登録証明書
ただし、申込み住所と本人確認書類に記載されている住所が異なる場合、必ず補助書類が必要になります。補助書類とは、住民票(発行から3ケ月以内のもの)や公共料金の領収書(発行から3ケ月以内、現住所の記載ありのもの)です。
また、格安SIMの主な支払方法はクレジットカード支払いと口座振替です。一部の格安SIMでは、デビットカードやPayPay支払いに対応しているところもあります。
ウェブサイトもしくは店舗で申込む
乗り換え先の格安SIMへの申込みは、オンラインまたは店舗で行います。
格安SIMの多くはオンラインでのみ申込みを受け付けています。実店舗を構えている格安SIMサービスは全体の中でも一部しかないためです。オンラインでの申込みは、日頃からインターネットの操作に慣れている方にとっては問題ないでしょう。
一方、オンラインによる申込みに不安を感じる方には、LIBMOなど店舗でも申込みが可能な格安SIMの利用がおすすめです。
店舗なら、手続き方法や使い方などをスタッフに直接質問できるため、初めて格安SIMを利用する方でも安心して申込めるでしょう。また、後述する端末への初期設定の部分も代わりに行ってもらえるため、難しい操作もなく、すぐに使い始められます。
例えばLIBMOなら静岡県内に10店舗以上の直営店があるほか、全国のドコモショップで契約手続きができます。また、対面の接客をビデオ通話越しで行う「オンライン接客サービス」を提供しています。「オンライン接客サービス」を利用すれば自宅にいながらオンラインでショップスタッフによる案内を受けることができるので、時間や場所に制約がある方におすすめです。
使用するスマホを設定する
格安SIMを利用するためには、APN設定などの初期設定が必要となります。
「APN設定」とは、端末と通信をつなぐ設定です。
大手通信事業者から購入した端末の場合、はじめからAPNが設定されていますが、格安SIMの場合は自身でAPNの初期設定を行わないとデータ通信が利用できません。
APN設定の手順について、近年では格安SIMサービスから送られる案内の中に詳しい説明が同梱されている場合が多いため、そちらに沿って初期設定を完了させましょう。
もしAPN設定の手順で分からない部分があったり、設定したにもかかわらず通話やデータ通信が利用できなかったりする場合は、契約した格安SIMサービスのサポート窓口に問い合わせてみましょう。
乗り換え時のポイントや注意点
格安SIMに乗り換える際に気を付けたいのが、MNP予約番号を取得してから開通するまでのタイムラグやSIMロックの解除し忘れなどです。事前に注意するポイントを知っておくと、スムーズな乗り換えが可能になります。
MNP 予約番号を取得してから開通するまでのタイムラグ
タイムラグについて解説する前に、MNPの切り替えの流れを確認しておきましょう。
- 1. 現在契約中の通信事業者からMNP予約番号を取得する
- 2. 乗り換え先の格安SIMに申し込む(10桁のMNP予約番号が必要)
- 3. 格安SIMのSIMカードを使用して開通手続き
このうち、「1」のMNP予約番号取得から、「3」の開通手続きまでに時間(目安:2週間)がかかりすぎると、MNP予約番号の有効期限が切れてしまうため注意が必要です。
有効期限内に行う必要があるのは「2」の新規申し込みだけでなく、格安SIM事業者から新しいSIMカードが手元に届けられ、そのSIMカードを使って開通手続きを行うところまでです。そのため、オンラインで申し込み、SIMカードが郵送で送られてくる場合は、特に注意が必要です。
オンラインで契約する場合には事前に、契約回線の切り替えやSIMカード発行までに、どのくらい時間がかかるのかを確認しておきましょう。
なお「2」の申込みの時点で、MNP予約番号の有効期限の残日数が少ない場合、申し込みを行えないようにしている格安SIMサービスもあります。この場合は改めてMNP予約番号を取得する必要があります。
ちなみに店舗での契約であれば、その場で開通手続きまで行えるため、このようなタイムラグの問題はほぼ心配ありません。
SIMロックの解除
SIMロックとは、契約した会社以外のSIMカードが使えないように制限する機能です。このSIMロックがかかったままの端末に、格安SIMのSIMカードを挿入しても通信できないケースがあります。
なお、2021年10月1日以降に新たに「発売」される携帯電話端末については、正当な理由がない限り、SIMロックを設定せず販売することが義務付けられました。
そのため、格安SIMに乗り換えの際、このルールが定められる前に販売されたスマホを利用する場合には、SIMロックの解除が必要になります。
各通信事業者のSIMロック解除受付ページは以下の通りです。
SoftBbankのSIMロック解除受付ページはこちら
auのSIMロック解除受付ページはこちら
docomoのSIMロック解除受付ページはこちら
乗り換え先事業者のキャンペーンをチェック
乗り換え先の格安SIMサービスを比較する際は、格安SIMサービスが展開しているキャンペーンの内容も詳しくチェックしてみましょう。
毎月の料金が割引になるものから、契約時に端末を同時購入することで割引になるもの、固定インターネット回線とのセットで割引になるものなど、サービスによってさまざまな種類が展開されています。
自分が条件をクリアできそうなキャンペーンを見つけ、お得に格安SIMへと乗り換えましょう。
格安SIMならLIBMO
格安SIMへの乗り換えをご検討中の場合は、ぜひLIBMO(リブモ)をご利用ください。
現在、LIBMOでは生活応援キャンペーン第3弾を実施中です。新たにLIBMOをご契約いただいた方には、最大24か月にわたって毎月ポイントをプレゼントします。LIBMO使用料の支払いにも使用可能なポイントで、最大で10,560円相当還元されるキャンペーンは大変お得です。さらに、期間限定でスマホ大特価セールも開催しています。
この機会にLIBMOの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
LIBMOの申込みページはこちら。
※本記事の情報は2024年4月30日時点のデータに基づくものです。
※掲載中のキャンペーンは予告なく変更になることがあります。ご利用前に、必ず適用条件をLIBMOの公式ページでご確認ください。
まとめ
格安SIMへの乗り換えは、手順や注意点を理解していれば簡単に進められます。初めて格安SIMを利用するなら、店舗で申込みのできるMVNOを選ぶと安心でしょう。LIBMOなら、全国のドコモショップで相談が可能です。この機会に、お得なキャンペーン実施中のLIBMOへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。