携帯料金が高い?月々の平均額や見直し方法を解説

携帯料金が高い?月々の平均額や見直し方法を解説

毎月の支出を振り返る中で、

「携帯料金、もう少し安くできないかな……?」

と思ったことはないでしょうか。

携帯電話の月額料金はどのくらいが相場なのかご存知でしょうか。そして、どうすれば毎月の携帯料金を抑えることができるのでしょうか。

毎月の携帯料金は月額数千円削減するだけで、年間でかなりの額を節約することできます。特に2人以上の世帯であれば、携帯料金の見直しが大きな節約につながるでしょう。見直しにはそれなりの手間や時間はかかりますが、年間で節約できる金額を考えると、携帯料金の節約は重要といえます。

今回の記事では、行政機関のデータに基づいたきスマホやケータイの月々の平均額から、携帯料金の見直し方法まで、併せて額をご紹介します。月々の携帯料金が「高い」と感じている方は、ぜひこの機会にご自身の携帯料金のプランを見直してみてはいかがでしょうか?

携帯料金やスマホ代、みんなは平均でいくら支払っている?

携帯料金やスマホ代、みんなは平均でいくら支払っている?

毎月の携帯料金について「みんな、どのくらい支払っているの?」と気になる方も多いでしょう。月々の携帯利用料金について、さまざまな調査機関から発表されており、もちろん平均額も公表されています。ここでは、総務省が発表しているデータをご紹介しましょう。

総務省の発表では、月平均は 約5,824.8円

総務省が令和3年5月31日に発表した「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査(概要)」によると、毎月の支払額平均は以下の通りです。

2019年9月調査 2020年3月調査 2020年9月調査 2021年3月調査
支払総額 約6,920.6円 約5,979.3円 約6,010.5円 約5,824.8円
通信費 約4,287.3円 約3,772.5円 約3,451.9円 約3,297.1円
端末代 約3,706.3円 約3,333.2円 約2,918.3円 約2,717.4円

※引用:総務省「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査(概要)」令和3年5月31日公表

※本調査は、大手通信事業者および格安SIMユーザーが対象

月々の支払平均額は、2019年9月以降下がっている傾向です。携帯利用料金が下がった理由として、総務省から「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクションプラン(令和2年10月27日)」が公表されたことが挙げられます。この政策は、携帯電話が生活必需品となったことから、モバイル市場における事業者間の公正な競争環境の確保及び促進を目的として公表されました。

データ接続料の低廉化や番号持ち運び制度(MNP)の利用環境の整備が進み、近年のスマホやケータイの利用料金が抑えられるようになったと考えられます。

※参考:総務省「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクションプラン[概要]」令和2年10月27日公表

格安SIM利用者の平均は4,424円

上記で紹介した携帯電話の毎月の平均額は、大手通信事業者だけでなく格安SIMユーザーも含む金額になります。そこで、格安SIMユーザーに限定した毎月の平均額を見てみると、結果は4,424円(2020年11月時点)となりました。

大手通信事業者を含む金額と比べて1,400円ほどの違いがあり、格安SIMユーザーのみの平均値の方が全体的にお得安価な傾向であることが分かります。

もちろん毎月4,000円でも、人によっては高いと感じられるでしょう。格安SIMでは、あまり通信を使わない方向けに毎月1,000円を下回るようなプランも提供されています。

次章では、自分に合った料金プランを見つけるためのステップについて詳しく解説します。

※引用:MMD研究所「通信会社に支払っている平均月額料金※通信サービス別」

携帯料金を安くするための見直しステップ

携帯料金を安くするための見直しステップ

毎月の携帯料金は、少しでも安くしたいものです。月々の支払額は微々たるものでも、年間に換算すると大きな金額になります。

だからといって、サービスの内容を抑え過ぎるのもよくありません。重要となるのは、自分に最適なプランを見つけ出すことです。

ここからは、携帯料金を見直す際におさえておきたい4つのステップについて詳しく解説していきます。支払明細やデータ通信量の確認、オプションなど現状の確認を行ったうえで、最適なプランを見つけるようにしましょう。

現状の支払い内訳を把握しよう

スマホやガラケーの月額料金の内訳には以下のような項目が含まれています。

  1. ・基本使用料(主に契約するデータ通信プランに基づく)
  2. ・通話料
  3. ・機種代金(分割払いの割賦金)
  4. ・決済代行サービス
  5. ・オプション料金
  6. ・その他料金

月額料金の中には、通信費のみではなく、スマホ本体の機種代やオプション料金が含まれる場合もあります。月額料金が高いと感じる方は、それぞれの内訳金額を確認し、どの項目に大きな比重がかかっているのか把握してから次のステップに進みましょう。

今の自分のデータ通信量を把握しよう

まずは、現在、使用しているデータ通信量を確認しておきましょう。次に、契約中のデータ通信量プランと、実際に使用している通信量を比較してみます。大きな差異がある場合には、プラン変更が有効です。

例えば、契約中のプラン5GBに対して実際に通信しているデータ通信量が1GB未満だった場合、データ容量のより小さいプランに変更することで携帯料金を安くできます。

少ないデータ容量のプランでも、自宅でWiFiなどをうまく活用することで、ストレスのない通信を楽しめます。

なお、データ通信容量1GBあたりで利用できるコンテンツの目安は以下の通りです。

  1. ・ニュースサイトの閲覧:1ページあたり0.3MB程度/3,300ページ
  2. ・メールの送受信:1通あたり0.5MB程度/2,000通
  3. ・地図アプリの使用:10分あたり1MB程度/1,000回
  4. ・動画の閲覧(標準画質):1時間あたり300~500MB/2~3時間

※参考:総務省「利用内容とデータ通信使用量」

オプション契約が必要かを見直そう

オプションに加入しているにもかかわらず、そのサービスをあまり利用していないという方も多いのではないでしょうか。携帯料金に含まれるオプションには、端末保証や留守番電話サービスのような携帯会社が提供するオプションと、動画配信(NetflixやU-NEXTなど)のような外部の会社が提供するオプションがあります。加入しているオプションを継続すべきか検討し、使用頻度の低いオプション契約を解除することで携帯料金が安くなります。

オプション契約の解約については、利用中の携帯電話会社のマイページにログインして手続き可能です。ただし、外部の会社が提供しているオプションは、それぞれのホームページにアクセスして解約の申込みをする必要があります。また、オプションによっては、一定期間解約手続きができないサービスや、一度解約してしまうと再加入が難しいものもあるため注意しましょう。

自分にあった料金プランを選ぼう

各携帯電話会社には、さまざまな料金プランが用意されています。これまでに、紹介してきた携帯電話の月額料金の内訳やデータ通信の把握、オプションの見直しをもとに自分に合った最適なプランを選択しましょう。

ただし、データ通信の定額制プランと段階制プラン選択には注意が必要です。料金プランとして段階制プランのほうが安く設定されていることが多いので、一見するとお得に感じます。しかし、段階を超える大量のデータ通信を使用してしまうと、追加料金が加わり高額になってしまうことがあります。

現在契約中の携帯電話会社で自分にあったプランが見つからない時は、最適なプランラインナップを提供する他の携帯電話会社への乗り換えなども検討してみるといいでしょう。

通信費が安くなる”格安”SIMとは?

通信費が安くなる”格安”SIMとは?

格安SIMとは、docomoやauといった大手通信事業者よりも、月額料金を比較的安く利用できるサービスのことです。

携帯料金が安いと聞くと通信速度や通信の安定性を心配する方もいるかもしれません。しかし、格安SIMは大手通信事業者の通信回線を借りて通信を行っているため、安定した通信が可能です。エリアについても大手通信事業者と変わりません。

このような格安SIMサービスを取り扱う会社を「MVNO」と呼びます。MVNOの料金が安いのは、回線を借りていて自社で通信設備のメンテナンスなどをする必要がないためです。

MVNOの料金プランは、少ないデータ容量?大きなデータ容量まで細かく設定されていることが多く、自分に合ったプランが選びやすいという特徴もあります。

※格安SIMについて詳しくはこちらをご覧ください。

格安SIM の注意点

格安SIMで懸念される点をいくつかご紹介します。

大手通信事業者に比べ店舗が少ない、または店舗がない

申込みや相談の際に対面でスタッフと話すことができず、オンラインでのサポートが中心です。ただし、LIBMOをはじめ一部の格安SIMサービスでは、実店舗でのサポートを行っています。

購入できるスマホの種類が少ない

格安SIM事業者では、スマホの端末ラインナップが限られているケースが多くあります。目当ての端末がラインナップにない場合、別の場所で端末を購入する必要があります。

キャリアメールが使えない

申込みや相談を店舗の窓口で行いたい方や、常に最新の機種を使用したい方は、この点に考慮して乗り換えを検討してください。

その他、格安SIMの注意点についてはこちらの記事をご覧ください

> 格安SIMのメリット・デメリット まとめ ~切り替える前に知って賢く選ぼう

また、契約中の端末に残債が残っていないか確認しましょう。現状、大手通信事業者にて端末代金を分割払いしている場合、格安SIMへの乗り換えの際に一括で残債を支払う必要があります。このとき割引が適用されず、結果的に負担が増えてしまうケースもありますので注意が必要です。

格安SIMならLIBMO

格安SIMサービスの中でも、特におすすめの「LIBMO(リブモ)」についてご紹介します。

2024年4月現在、LIBMOでは「生活応援キャンペーン第3弾」を実施しています。LIBMOの支払いにも使用できるポイントが最大10,560円相当還元されるため、月々の携帯料金をさらに安く抑えられるお得なキャンペーンです。

また「スマホ大特価セール」も行っており、スマホ本体とLIBMOの格安SIMを同時に契約すると最大で2万円割引されます。

格安SIMのみの契約でも、格安SIMとスマホ本体の同時契約どちらでもお得に乗り換えられるチャンスです。この機会にLIBMOの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

携帯料金を抑えたいなら、データ通信プランやオプションについて見直しましょう。不要なオプションを解約したり、自分に合ったデータ通信プランへ切り替えたりすることで携帯料金が安くなる可能性があります。

見直しを行っても携帯料金があまり変わらないようであれば、格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。はじめて格安SIMに乗り換える方には、お得なキャンペーンを実施しているLIBMOがおすすめです。

※本記事の情報は2024年4月30日時点のデータに基づくものです。

※掲載中のキャンペーンは予告なく変更になることがあります。ご利用前に、必ず適用条件をLIBMOの公式ページでご確認ください。

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